DICグラフィックスがオフセット用インキを値上げ=背景に中国での環境規制、その他

Record China    2018年12月28日(金) 9時50分

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DICグラフィックスがオフセット用インキを値上げする。主たる理由は中国での環境規制強化による原材料価格の高騰。写真は環境関連の法令違反の疑いがある染料工場での捜査の様子。広東省・普寧市で6月に撮影。工場経営者1人と職員5人が身柄を拘束されたという。

DICグラフィックスが2019年2月にオフセット用インキを値上げする。主たる理由は中国での環境規制強化による原材料価格の高騰。21日にはサカタインクスも同様の理由で値上げを発表した。イオンの香港における熊本産晩白柚(ばんぺいゆ)の販売フェアは今年で5回目。トランスコスモスチャイナの「コールセンターアウトソーシングソリューション賞」受賞は2年連続。

●DICグラフィックスが値上げ、背景に中国での環境規制

DICグラフィックスが2019年2月1日出荷分より商業オフ輪インキ、油性枚葉インキ、UVインキ、新聞インキの価格を値上げする。

同社は顔料、樹脂、光重合開始剤などオフセット用印刷インキの主原料の多くを中国のメーカーから調達しているが、2017年来の環境規制強化により生産プラントが操業停止に追い込まれていることなどで全世界規模で需給バランスが崩れ、原料価格が続騰しているからという。

併せて、国内における輸送費や荷役費などの物流コストが、人手不足による賃金上昇や燃料高騰に加えて行政指導による運賃適正化もあり、過去に例のない高水準であることも理由という。

●イオンの香港全店で熊本・晩白柚のフェアを開催

イオンは2019年1月24日から2月6まで、香港の全12店舗で熊本産の晩白柚(ばんぺいゆ)の販売フェアを行う。

晩白柚は柑橘類のなかでも最大級の大きさで、直径が20~25センチメートルの実も珍しくない。熊本県八代産の晩白柚のLサイズ20個と3Lサイズ20個を用意する。香港での晩白柚フェアは2015年に始まり、今年が5回目。

イオンは、海外に展開する店舗を生かして、日本各地の名産品を海外の顧客に紹介し、日本文化の発信と農産物の販路拡大に取り組んでいる。

●トランスコスモスチャイナ、「コールセンターアウトソーシングソリューション賞」を連続受賞

トランスコスモスは27日、同社100%子会社上海特思爾大宇宙商務咨詢(本社・上海、トランスコスモスチャイナ)が20日、CTIフォーラムが「業界応用および市場分析テーマサロン」と同時に開催した「2018年度編集推薦賞授賞式」で、「コールセンターアウトソーシングソリューション賞」を受賞したと発表した。同賞を2年連続で受賞した。

トランスコスモスは1966年の創業で、トランスコスモスチャイナの事業開始は2006年。現在は上海、北京、天津合肥(安徽省)、西安(陝西省)、武漢(湖北省)の7都市に拠点を置く。(編集/如月隼人

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