中国の国民的バスケ選手をディスったラッパー、中国人の猛反撃で謝罪に追い込まれる

Record China    2018年12月27日(木) 19時0分

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27日、環球網は、米国のラッパーであるリル・パンプが発表した新曲で中国人を侮辱する部分があると指摘され、非難を受けたことに対し、本人が謝罪する動画を発表したと報じた。

2018年12月27日、環球網は、米国のラッパーであるリル・パンプが発表した新曲で中国人を侮辱する部分があると指摘され、非難を受けたことに対し、本人が謝罪する動画を発表したと報じた。

リル・パンプは新曲「バタフライ・ドアーズ」のなかで、「俺はヤオ・ミンって呼ばれてる。目の位置が低いから」と歌っているが、これが元NBA選手で中国バスケットボール界の英雄とされる姚明(ヤオ・ミン)氏を指したものと指摘された。また、東アジア人を差別するとされる「チンチョン」という言葉も用いられている。さらに、先日SNSで発表した動画では、歌詞に合わせて両手の人差し指をそれぞれ両側の目じりに当てがうジェスチャーを見せていた。

記事は、この歌詞や動画に対して中国国内や世界の華人コミュニティーから批判の声が出るなかで、リル・パンプ本人が25日にクリスマスに「誰かを傷つけるつもりはなかった。本当だ。自分にもアジア人の親友がいる。私はすべての人種を愛しているし、誰かを傷つける意図は持っていない」と釈明、謝罪する動画をSNS上に発表したことを伝えている。

そのうえで、謝罪動画に対して「最後に笑っているのを見ると、反省していない」「差別主義者だ」といった批判が出ていることを紹介した。

この件について、中国のネットユーザーは「謝罪は受け入れられない」「こいつはきっとまた何かやるぞ」「お金のために謝罪しているだけじゃないのか」「そもそもこんな人知らない。売名行為じゃないのか」「ちゃんと学校に行った方がいいよ」「謝罪したきゃすればいいが、中国には来ないでくれ」といった厳しいコメントが並んだ。

また、ごく一部ながらも「まあ、やってしまったことは仕方ない。ただ、今後また同じようなことをやれば、もうわれわれはあなたに容赦しない」と寛容さを見せるユーザーも見られた。(翻訳・編集/川尻

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