天皇陛下と習近平氏の会見をごり押し、中国の元駐日大使が駐米大使に昇進―米華字メディア

Record China    2012年12月15日(土) 13時45分

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14日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、崔天凱元駐日大使が2013年より駐米大使に就任すると報じた。写真は08年4月、日本を移動中の北京五輪聖火リレーでの崔大使(当時)。

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2012年12月14日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、崔天凱(ツイ・ティエンカイ)元駐日大使が2013年より駐米大使に就任すると報じた。

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2009年12月、習近平(シー・ジンピン)国家副主席(当時)は日本を訪問したが、次世代の中国リーダーとして破格の待遇として迎えられた。天皇陛下と会見する場合には1カ月前までに申請しなければいけないとのルールがあるが、申請は間に合わなかったものの特例が認められた。習近平訪日のお膳立てをしたのが崔大使。天皇陛下との会見も崔大使が平野博文官房長官(当時)、小沢一郎民主党幹事長(当時)と面会することで実現したという。

その後、崔氏は副外相として米中外交の最前線に立ってきた。今年5月の経済戦略対話では北京の米国大使館が保護した人権活動家・陳光誠(チェン・グアンチョン)氏の米国移動問題に関して、キャンベル国務次官補と交渉を繰り返した。一度は「もう奴とは何も話したくない」と中国語で叫んだほどだという。

今年9月、クリントン国務長官が中国を訪問した際、中国側から「冷遇」されたと言われているが、その陰には崔氏とキャンベル国務次官補の確執が影響しているという。(翻訳・編集/KT)

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