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中国鉄道の科学技術イノベーション成果展示会が22日に国家鉄道実験センターで開幕した。
中国鉄道の科学技術イノベーション成果展示会が22日に国家鉄道実験センターで開幕した。中国が独自開発した多くの先進的鉄道技術設備が集中的に展示され、時速350キロメートルに達する17両の長編成列車、時速250キロメートルの8両編成列車、時速160キロメートルの動力集中型列車などさまざまなタイプの復興号の新型車両が初めてお目見えした。
▽藍暖男:CR300BF
青い車体の時速250キロメートルのCR300BF型復興号車両は、中国の標準型列車シリーズ化製品の一つであり、さまざまなインフラ条件や利用客数の異なる運営路線に適応し、低エネルギー消費と高コストパフォーマンスの優位性を活かして、さまざまな輸送サービス需要に対応する。
定員:613人
一等車48人、二等車565人
営業最高速度:時速250キロメートル
列車編成:8両短編成
列車の長さ:208.95メートル
車体の材質:アルミ合金
▽緑巨人:CR200J
グリーンの車体に黄色のラインが走る、時速160キロメートルのCR200J型復興号車両は、通常の速度の鉄道に対する既存の旅客ニーズに対応するだけでなく、既存の機関車と客車の輸送資源、線路資源、検査・メンテナンス資源を十分に活用することもできる。編成スタイルは短編成、長編成、柔軟編成の3種類。
短編成の定員:720人
長編成の定員:1102人
営業最高速度:時速160キロメートル
▽超長長長陸地号
時速350キロメートルのCR400AF-B型およびCR400BF-B型の復興号車両は編成が17両と非常に長い。牽引や制動といった列車の運行安全指標は特に優れ、安定性や騒音レベルといった快適指標にも優れ、長距離、大容量の輸送需要に対応する。
定員:1283人
ビジネス車22人、一等車148人、二等車1113人
営業最高速度:時速350キロメートル
列車の長さ:439.8メートル
車体の材質:アルミ合金
2018年末現在、中国高速鉄道の営業キロは2万9千キロメートルに達し、世界の高速鉄道の総営業距離の3分の2以上を占め、中国は世界で高速鉄道の営業キロが最も長く、輸送密度が最も高く、ネットワーク運営状況が最も複雑な国になった。中国高速鉄道は累計旅客輸送量がのべ90億人を突破し、中国鉄道旅客輸送のメインチャンネルになり、安全性や信頼性、輸送効率も世界トップクラスだ。(編集KS)
本記事の写真は中国鉄路総公司の微信(WeChat)公式アカウントより。