毎日1万人超の中国人が韓国へ、そのほとんどが純粋な観光客ではない―中国メディア

Record China    2018年12月27日(木) 0時40分

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25日、中国メディアの網易新聞に、「毎日1万人超の中国人が韓国へ?本当の状況は、あなたが想像するようなものではない」とする記事が掲載された。写真はソウル・明洞のコスメショップ。

2018年12月25日、中国メディアの網易新聞に、「毎日1万人超の中国人が韓国へ?本当の状況は、あなたが想像するようなものではない」とする記事が掲載された。

記事はまず、韓国観光公社が24日、今年11月までに韓国を訪問した中国人観光客数が延べ437万3000人に上ったと発表したことを紹介し「1日当たり1万3400人もの中国人観光客が韓国を訪れている計算になる」とした。

その上で記事は、今年10月に韓国のソウルと江原道を実際に訪れた時の様子を紹介。「江原道の紅葉ツアーはかつて中国人に人気だったが、今回現地で聞こえてきたのはほとんどが韓国語だった。顔つきが中国人に似ている何人かの観光客に声をかけてみると、彼らは外国に暮らす中国系の人たちで、中国語を話す中国人観光客を見つけることはできなかった」「冬季五輪開催地の平昌に宿泊し、街を歩いてみたが、中国人どころか観光客すらほとんどいなかった。ソウルから江原道への列車もガラガラで、途中の駅で乗り込んでくる乗客の中にも中国人は皆無だった」などとした。

一方で、「毎日1万人超の中国人が韓国旅行に来ているという話が本当であることは、ソウルの明洞のショッピングエリアや免税店に足を運んでみてようやく理解できた」とし、「韓国を大挙訪れている中国人というのは、純粋な観光客ではなく、ほとんどが韓国コスメなどがお目当ての『代購』(外国で販売されている商品を購入して中国のSNSなどで転売する業者や個人のこと)なのだ」と紹介。「話によると、代購で月に数万元から十数万元も稼ぐ人がいるそうで、道理で彼らはそれに必死になるわけだ」などと伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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