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なぜ!?「となりのトトロ」中国上映、評価サイトで得点が下がった理由―中国メディア

配信日時:2018年12月26日(水) 11時10分
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中国のエンタメ系メディア・尚之潮は、12月14日から中国で上映されているスタジオジブリのアニメーション映画「となりのトトロ」について、中国のレビューサイトでの評価が下がっていると伝えた。

中国で初めて上映された宮崎駿監督の代表作「となりのトトロ」(デジタルリマスター版)は、公開から4日で興行収入15億円を記録するなど好調な滑り出しを見せていた。ところが、記事によると中国の人気レビューサイト・豆瓣(Douban)での評価が、公開から10日後に9.3点から9.1点へと下がったという。



記事は「1988年4月16日の日本公開から、トトロは多くの観客にとって最高の思い出になっている。宮崎監督の作品はいつも見る人に驚きと喜びを与え、30年経った今も感動は色あせない」とし、同作について「“温かさ”こそトトロに感じる一番の印象だろう。多くの人が幼い頃の自分を忘れつつある中、トトロは見る人に自分をもう一度探すチャンスを与えてくれる。観客はサツキとメイと一緒になって、忘れられた美しい世界を訪ねる」と高く評価している。

そのうえで、「なぜ文句の付けようのない作品の評価が公開後に下がるのだろうか」と疑問を提起。その原因として、一部のユーザーが「星一つ」(多いほど高評価)を付けたことを挙げた。記事によると、「リバイバル上映では、新しい内容が盛り込まれていなければならない」と考える少数のユーザーが30年前とまったく同じ内容に不満を抱き、低評価を付けているという。あるユーザーは「パソコンで何度も見た。作品は素晴らしいが、全く同じ内容を30年後に中国で上映って、金を稼ぐため以外の何ものでもない」と書き込んだ。



記事は、そうした低評価を付けるユーザーについて、「おそらくポスターに書かれた『デジタルリマスター版』という文字を見落としていたのだろう」と指摘。「トトロの30年越しの中国上映は、単に私たちを感激させただけではない。より重要なのは、見る人に多くを考えさせるということだ。ただ30年前と同じだからという理由で星一つを付けるのは、この素晴らしい作品に対して申し訳ない」とし、「同作がもたらす意義は、この点数(9.1点)よりもはるかに大きい」と論じている。(翻訳・編集/北田
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