<13億人のアンケート>我々の社会にはなぜ、譲り合いの精神が欠けているのか?

Record China    2012年12月14日(金) 12時11分

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11日、本来は礼節を重んじる国であったはずの中国で、「譲り合い」の文化が絶滅の危機に瀕している。中国紙・中国青年報はこの「譲り合い」の概念についてアンケートを行った。写真は2012年6月、陝西省西安市の地下鉄で行われた「整列乗車」のキャンペーン。

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2012年12月11日、本来は礼節を重んじる国であったはずの中国で、「譲り合い」の文化が絶滅の危機に瀕している。「譲り合いをすることは損をすること」「損をするのは自分であってはならない」とばかりに、電車の席でも店頭の商品でも奪い合う風景は日常茶飯事だ。中国紙・中国青年報はこの「譲り合い」という概念について、電子版でアンケートを行った。13日午後8時時点で3246人の回答が集まっている。以下はその集計結果。

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■今どきの社会は譲り合い精神が足りないと思いますか?

非常に足りない―62.6%(2032票)

割と足りない―32.6%(1059票)

そんなに足りないとは思わない―2.7%(88票)

足りている―1.2%(39票)

わからない―0.8%(26票)

■我々の社会に譲り合い精神が欠けている理由は?

利己主義者の増加―69.8%(2265票)

浮わついたムードの社会―69.1%(2242票)

素養、道徳・マナー教育の遅れ―56.4%(1832票)

自分が抜きんでることや競争ばかり教える教育―53.9%(1749票)

ますます競い合いが求められる人間関係―43.2%(1401票)

その他―6.6%(213票)

■譲り合い精神によって自分は損をしますか?

必ず損をする―16.0%(518票)

割と損をする―45.4%(1472票)

あまり損はしない―16.8%(543票)

損はしない―16.0%(518票)

わからない―5.8%(189票)

■人々が譲り合いを学べば、彼らはどんなものを得ますか?

穏やかな人間関係―72.8%(2362票)

他人からのリスペクト―66.4%(2154票)

秩序ある生活―66.2%(2149票)

他人からの善意―52.0%(1687票)

心の平和、爽快感―52.0%(1687票)

人のためになることをしたという満足感―48.0%(1557票)

その他―6.5%(211票)

■あなたは譲り合い精神を持っていますか?

はい―75.5%(2446票)

いいえ―4.2%(135票)

わからない―20.3%(658票)(翻訳・編集/愛玉)

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