韓国政府、大気汚染めぐり中国に協力強化を促す―米メディア

Record China    2018年12月24日(月) 19時30分

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23日、米国際放送局VOA(ボイス・オブ・アメリカ)の中国語版サイトは、中国と韓国の環境汚染対策官僚が来年1月にソウルで大気汚染問題について新たな協議を実施することを韓国政府が明らかにしたと報じた。写真はソウル。

2018年12月23日、米国際放送局VOA(ボイス・オブ・アメリカ)の中国語版サイトは、中国と韓国の環境汚染対策官僚が来年1月にソウルで大気汚染問題について新たな協議を実施することを韓国政府が明らかにしたと報じた。

記事は、韓国の趙明来(チョ・ミョンレ)環境部長官が先日実施した政策報告の中で、中国からやって来る大気汚染物質による韓国への影響軽減について、政策的な措置を強化することを約束したと紹介。また、韓国の国家環境研究所が「中国からやって来た顆粒物に、韓国本土の汚染物が加わり、韓国の大気汚染問題がますます深刻になっている。特に冬から春にかけては気流が緩やかになり、汚染時間が空気中に留まる時間が長くなる」とする報告を出したことを伝えた。

そして、大気汚染問題をめぐる中韓両国間のやりとりを回顧。今年3月に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、中国の楊潔チ(ヤン・ジエチー)外交担当国務委員(当時)に対して中国の環境汚染についての憂慮を示したとした。また、夏には両国が北京に環境協力センターを設立して大気汚染問題についての実務的な協議を行うようになったと紹介した。

記事は、韓国環境部の責任者が「現在に至るまで、両国は依然として環境協力の基礎を固めている段階にあるが、来年は中国に対して協力が実質的な効果を得られるよう求める」と語ったことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

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