香港グルメの神髄受け継ぐ老舗飲食店が相次いで倒産、家賃高騰などで―中国紙

Record China    2012年12月13日(木) 17時43分

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11日、香港で老舗レストランや喫茶店が次々に倒産し姿を消している、と人民日報(海外版)が報じた。不動産価格の高騰でテナント料が支払えなくなっているという。写真は香港のファミリーレストランのような飲食業態「茶餐廳」。

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2012年12月11日、人民日報海外版によれば、香港では老舗レストランや喫茶店が次々に倒産し姿を消している。

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1967年創業の「金記氷室」は、45年の歴史を持つ老舗の「茶餐廳(喫茶と軽食を兼ねた庶民的な飲食店)」。このほど、不動産の高騰でテナント料が2倍にまで高騰したことが原因で閉店することになった。同店は開店以来、ドリンク付きの定食が24香港ドル(約260円)という価格設定を変えることなく営業してきた。同様に、1971年に創業したワンタン麺が人気の「好旺角麺家」も姿を消した。同店はミシュランガイドにも複数回掲載され、香港の代表的な老舗店として知られている。麺やワンタンの皮は毎日手作りでつくられ、1杯27香港ドル(約290円)という安さで繁盛していたという。

香港政府は10月に不動産価格のつり上げを抑制する政策を講じ、その効果が徐々に出始めているものの、その影響で資金が住宅から店舗に流れている。香港随一の繁華街・銅鑼湾(コーズウェイベイ)では、賃料が1平米あたり2万3700ドル(約196万円)にまで達した。ニューヨーク5番街を超える世界で最も高い繁華街となっており、薄利多売の老舗レストランは高騰するテナント料を支払いきれなくなっている。

香港グルメの神髄はこうした裏道の小店にこそあるとも言われ、消えゆく老舗の味をもう一度味わおうと、閉店を惜しむ多くの客が詰めかけて行列ができているという。(翻訳・編集/岡田)

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