拡大
2007年3月20日、広東省東莞市では町じゅうの人が水鉄砲で水を掛け合う伝統的なお祭りが行われた。
(1 / 20 枚)
2007年3月20日、旧暦2月2日にあたるこの日に、広東省東莞市で「身売り祭り」が開かれ、町じゅうの人が水鉄砲で水を掛け合い、一年の幸運を祈った。
【その他の写真】
「身売り祭り」の起源は清朝初期にまでさかのぼり、400年以上の歴史を持つという。その昔、旧暦2月2日に広東省東莞市東坑村に住むある農民が「体が丈夫でまじめな労働者募集」と張り紙をした。その後これが慣習となり、毎年旧暦2月2日になると、仕事を探す者が集まるようになった。時代が移り変わるにつれて祭りはその様式を変え、「水掛け祭り」「歓楽祭り」などいろいろな名称で呼ばれるようになった。毎年、この日は工場・商店・学校などはすべて休みになり、町じゅうで人々は大小さまざまな水鉄砲で水を掛け合う。特に東興路では数kmにわたり大合戦が行われることで有名だ。(翻訳・高口康太/編集・佐々木康弘)
ピックアップ
この記事のコメントを見る