カリフォルニア大学バークレー校がファーウェイとの研究協力を停止―中国メディア

Record China    2019年2月4日(月) 14時20分

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4日、集微網は、カリフォルニア大学バークレー校がファーウェイとの協力を停止すると伝えた。写真はファーウェイの広告。

2019年2月4日、集微網は、カリフォルニア大学バークレー校がファーウェイとの協力を停止すると伝えた。

記事は、ネイチャー誌の報道を引用。「米国司法省が1月28日に中国のファーウェイを起訴したことに続き、カリフォルニア大学バークレー校がファーウェイとの新たな研究協力を停止すると発表した。このほか、テキサス大学のオースティン校も、ファーウェイとの関係について審査を行っている」と伝えた。

記事によると、バークレー校のRandy Howard Katz副校長は、1月30日に役員への手紙の中で、「ファーウェイに対する米国政府の告発についての裁決が出るまで、ファーウェイとの新たな研究協力について参加や討論は行わず、ファーウェイからの寄贈を受け入れることも求めることもしない」と表明。同時に、「ファーウェイと関係のある研究は、いずれもデリケートな技術や知識に関するものではなく、ファーウェイに知的財産権や特許を与えることもない」とした。

記事は、「16年10月にファーウェイのノアの箱舟研究所とバークレー校が、人工知能の基礎研究で戦略的な協力を発表して以来、ファーウェイおよび米国の子会社であるFutureWeiは、この2年間でカリフォルニア大学バークレー校に約780万ドル(約8億5800万円)の研究費を援助してきた。研究の重点は、深層学習、強化学習、機械学習基礎理論、自然言語処理、コンピュータービジョンなどの人工知能のホットな課題だった」と説明した。

その上で、「実際のところ、カリフォルニア大学バークレー校とテキサス大学のオースティン校のほか、これより前に英国オックスフォード大学も、ファーウェイからの研究費や寄贈を受け取ることを無期限に禁止していた。オックスフォード大学によると、ファーウェイの資金に対する禁令は、『ここ数カ月、英国とファーウェイの協力関係に対する民衆の心配』と関係があるとのことだ」と伝えた。(翻訳・編集/山中)

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