盗んだ電線体に巻いて路線バスで逃走、あきれた電線泥棒―北京市

Record China    2007年3月24日(土) 13時53分

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2007年3月21日夜、北京市朝陽区のマンション建設現場で、電線を盗もうとした男らが逮捕された。男たちは盗んだケーブルを体に巻き付け、その上からコートを着込んで逃げ去ろうとしていた。

2007年3月21日夜、北京市朝陽区のマンション建設現場で、電線を盗もうとした男らが逮捕された。男たちは盗んだケーブルを体に巻き付け、その上からコートを着込んで逃げ去ろうとしていた。

3月初めから、朝陽区の農機院マンション建設現場では建築材料の盗難事件が連続して発生していた。そこで施工業者は夜間の見回りを強化していた。21日夜8時頃、見回りをしていたガードマンが、すでに電線の設置が終わった棟の2つの部屋の鍵が閉められていることに気付いた。本来ならば鍵はかけられていないはずであったため、ガードマンは不審に思い、警察に通報した。警察が現場に駆けつけ、外で待ち伏せしていると、数分後に3人の男が出てきたため、逮捕した。3人は盗んだ電線計300mを体に巻いていた。2000元(約3万円)以上の価値になるという。

盗んだ男の1人の供述によると、彼らは3月初めから農機院マンションの建設現場の電線を盗んでいたという。毎回、バスで現場に乗り付け、手分けして盗みをはたらく。盗んだ電線は体に巻き、上からコートを着て隠したという。その後、建設現場入り口に集まり、終バスに乗って帰っていた。仲間は合計で6人いると供述したため、警察はただちに残りの3人も逮捕した。現在、彼らは朝陽区警察で取り調べを受けている。(翻訳・高口康太/編集・佐々木康弘)

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