<中国旅游>印象麗江−歴史古都の旅(雲南・麗江)―自然の名勝と融合する巨匠のショー(2)

Record China    2012年12月12日(水) 12時34分

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7日、中国映画の巨匠チャン・イーモウ監督らが演出を手掛ける、自然の名勝を背景にしたショー「印象シリーズ」。今回はその第2弾「印象麗江」をご紹介する。このシリーズは2004年に始まり、自然景観を背景に各都市のイメージを表現する企画。

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2012年12月7日、中国映画の巨匠チャン・イーモウ(張藝謀)監督らが演出を手掛ける、自然の名勝を背景にしたショー「印象シリーズ」。今回はその第2弾「印象麗江」をご紹介する。このシリーズは2004年に始まり、自然景観を背景に各都市のイメージを表現する企画。

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澄み渡った青空、天を突く玉龍雪山(ぎょくりゅうせつざん)、原始的な民族舞踊と素朴な歌声、「印象麗江」の魅力は何と言ってもその雄大さにある。標高3100メートルの玉龍雪山にステージが設けられ、地元から少数民族出身の農民総勢500人が動員されている。ショーは昼間に行われ、照明を加えず、ありとあらゆるものは自然に任せて演じられる。この壮大な麗江の風景と地元ナシ族の古い風習を、観光客は感動とともに感じることができる。

■古道馬幇

曲がりくねった茶馬古道(ちゃばこどう)、数十人の男は口笛を吹きながら馬を馳せていく。その後、華やかな民族衣装を着ている女の子たちが登場。手編みの大きなカゴを背にして、一歩一歩と、ただ坂道を登っていく。その雄大たる場面と同時に、山の奥から高らかで澄んだ歌声が漂い、人々の心の底にまで響く。

■対酒雪山

雪山のふもとに生まれる血気盛んな男子。彼らは当然、お酒がなくてはいられないたち。さまざまな「酒令(宴席のゲーム)」に興じながらお酒を飲む彼らの笑顔から、生活に対する熱情と豪快な気質が感じられる。

■天上人間

麗江は古くから“心中の都”と称される。玉龍雪山のふもとにある「玉龍第三国」は花に満ちた山国で、心中した男女たちがここで幸せに生活できるという伝説がある。伝説は演出にも用いられ、若い娘が愛する男と一緒に馬に乗って、家族と手を振りながら去っていく場面は、愛情の美しさを物語っている。

■打跳組歌

「打跳」とは麗江に暮らす少数民族の娯楽の一種で、みんなが輪になって手をつないで踊るもの。アマチュアの役者たちが何百人も参加して演じられる。彼らの浅黒い肌、素朴な笑顔、土の匂いがする熱い汗、原始的な踊りと純粋な歌声、すべて自然のままで、人々にこの上のない親近感を与える。

また、太鼓を叩き、お経を唱えて天を祭る「鼓舞祭天」と、人々の幸福を祈る「祈福儀式」も心を揺り動かす演出である。ナシ族が聖地とあがめる玉龍雪山で、善良なナシ族の人々は彼ららしいやり方で、世界各地からやってくる観光客を歓迎している。

※本記事は楽旅中国(らくたびチャイナ)の特別提供。楽旅中国は、中国青年旅行社(CYTS)傘下で展開する中国旅行専門の日本語オンラインサービスです。

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