打倒レクサスを目指すも全く売れず…韓国ジェネシスが世界で不振の理由

配信日時:2018年12月20日(木) 10時10分
打倒レクサスを目指すも全く売れず…韓国ジェネシスが世界で不振の理由
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19日、韓国・朝鮮ビズによると、韓国・現代自動車グループの高級ブランド「ジェネシス」の販売不振が長期化している。写真は韓国の現代自動車販売店。
2018年12月19日、韓国・朝鮮ビズによると、韓国・現代自動車グループの高級ブランド「ジェネシス」の販売不振が長期化している。

記事によると、現代自動車は15年末、「世界市場でトヨタのレクサスと競える高級車を作る」との思いでジェネシスを発足させた。しかしジェネシスの主力モデルの今年の売上は国内外ともに昨年よりも大きく減少。特に米国市場の状況は深刻といい、今年11月までのジェネシスのモデル3種の販売量は昨年同期比53.2%減の9698台だった。6月以降の販売量は毎月1000台にも満たず、11月は417台で昨年同月の4分の1にとどまったという。

自動車業界はジェネシス販売不振の理由として「モデルラインナップの不足」を挙げている。世界市場ではセダンの需要が減っているが、ジェネシスはセダン3種のみを販売している。そのため「消費者から相手にされていない」との指摘が出ているという。

ただジェネシスは、来年に初のSUVモデルとなる「GV80」の発売を予定しており、これを機に「事業を立て直す基盤ができる」と期待を寄せている。さらにチョン・ウィソン現代自動車グループ総括首席副会長は先月、「昨年までは米国でジェネシスのディーラー許可を受けた州が30を下回っていたが、来年は50全域で許可を受けた」と明らかにし、「来年は積極的なマーケティングや営業をして販売量が増加するだろう」との考えを示している。

しかしそれでも、ジェネシスは「来年に当初の目標(世界的な高級ブランドに成長する)を達成するのは難しい」とみられている。その理由は「世界の自動車市場で最近、高級車の需要が減っている」ためで、「エコカーなど新たな販売・運営戦略が必要」と指摘されているという。

さらに記事は「現代・起亜車が販売しているモデルとの差別化も課題」と指摘し、「昔に比べて現代・起亜車のデザインや性能が良くなったため、ジェネシスに向かうべきはずの需要が相対的に価格の低い現代・起亜車の主力モデルに向かっている」と説明している。自動車業界関係者は「ジェネシスをレクサスに匹敵するブランドに育てるには、プレミアム電気自動車や高性能車を発売し、車種を細分化して長期的な販売戦略を立てなければならない」と述べたという。

これに、韓国のネットユーザーからは「ジェネシスをあの素晴らしいレクサスと比較するなんて」「レクサスはライバル視されて気分悪いだろうな」「新車の購入を考えているけど、現代・起亜車は候補から省いている。貴族労組を助ける理由はないから」「結局、最後は品質が大事。ジェネシスは雑音、故障が多いから嫌」など厳しい声が上がっている。

価格に不満を示す声も多く、「価格だけはレクサス級だけどね」「レクサスの地位は昨日今日で築いたものじゃない。まずは価格から見直して」「顧客のための戦略が抜けている。ジェネシスはあまりに高過ぎる」などが見られた。(翻訳・編集/堂本

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