2012年12月9日、台湾の歌手アンジェラ・チャン（張韶涵）が北京市で、3年ぶりにリリースしたアルバム「有形的翅膀」のPRを行った。新華網が伝えた。

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台湾で今年10月にリリースした7枚目のアルバム「有形的翅膀」。中国での発売に向け、この日は北京市内でプロモーションを行った。3年ぶりの新譜となるが、この間に実母がアンジェラの資産を“持ち逃げ”したことによる金銭トラブル、デビュー以来ずっと所属していたレコード会社・福茂唱片（Linfair Records）との解約騒動と、ゴタゴタ続き。ほぼ活動休止の低迷期を送っていた。

3年ぶりの本格始動では、キュートなアイドル歌手だった彼女が、身も心もすっかり大人の女性に変身。レコード会社を移籍し、さらに個人事務所を立ち上げ、マネジメント業は信頼している妹に一任。これからは姉妹の二人三脚で頑張っていくという。

06年、自身の代表曲となった「無形的翅膀」（形のない翼）が、台湾だけでなく中華圏で大ヒット。今回のアルバムは、このタイトルにあやかった「有形的翅膀」（形ある翼）。この3年にわたって、ずっと支えてくれたファンや友人に「翼を与えてもらった」として、感謝の意味が込められているという。（翻訳・編集/Mathilda）