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2007年3月22日、上海市交通局は、毎月22日を「ノーカーデー」とし、その日は交通局の幹部・管理職が必ず公共交通を利用して出勤すると発表した。
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2007年3月22日、上海市交通局は、毎月22日を「ノーカーデー」とし、その日は交通局の幹部・管理職が必ず公共交通を利用して出勤すると発表した。渋滞解消と省エネのため、市民に公共交通機関の利用を呼びかけるねらいだ。
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上海市交通局は「ノーカーデー」を単なるアピール行動に留めず、業務に役立てようともしている。つまり、バスや地下鉄などの公共交通機関を職員が利用することで、公共交通機関の現状を観察して把握し、乗客の声を聞いて問題の発見に努めるべきだというのだ。これを確実に達成するため、ノーカーデーには幹部・管理職が公用車を使用できないように厳重にチェックするともしている。(翻訳・高口康太/編集・佐々木康弘)
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