中国人大学生の目に映る日本人大学生像―中国メディア

Record China    2012年12月8日(土) 6時30分

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11月27日、中国人大学生の日本体験プロジェクト訪日団は京都の同志社大学を訪問し、若者が関心を寄せる問題について同大学の学生らとグループ討論を行った。写真は南京師範大学。

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2012年12月7日、人民網によると、中国人大学生の日本体験プロジェクト「走近日企・感受日本(日本企業に触れ、日本を感じよう)」の第11回訪日団は11月27日、京都の同志社大学を訪問し、若者が関心を寄せる問題について同大学の学生らとグループ討論を行った。記者はこのほど、討論に参加した中国人学生数人を取材し、日本人学生たちの印象を聞いた。 

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■「中国に興味を持っている」―北京化工大学の陳露(チェン・ルー)さん(女性)

「日本人の学生は非常に親切で礼儀正しかった。若者同士のコミュニケーションの交流に特に興味を持っていた。両国関係がどうであろうと、学生たちは一貫して中国のことがすごく好きで、中国に行きたい、中国を理解したいと思っているようだった」。

■「中国文化をよく理解している」―外国語学院の王希晨(ワン・シーチェン)さん(男性)

「日本人の大学生はとても明るく誠実だった。例えば夕食会ではある男子学生がずっと料理を取り分けてくれて、とても楽しく交流ができた。日本人の大学生はとても礼儀正しく、あいさつやコミュニケーションの面でも優れていた。また、中国文化をよく理解している学生もいた。比較すると、逆に私たちは日本文化のことをあまり理解していない。この点は日本人の学生を見習うべきだ」。

■「欧米文化に触れる機会が多い」―北京理工大学の賈鳴(ジア・ミン)さん(女性)

「私たちのグループは両国の流行っている文化の差異について討論した。話題は日本のマンガ家や作家、POPミュージック、アイドルグループなどに及んだ。例えば日本の村上春樹氏やAKB48から中国のテレビドラマ「西遊記」「三国志」まで。日本の若者は人と交流するときに『Facebook』を使っているが、中国人の若者は『人人網』や『優酷』を使っている。お互いに違うところは、日本人の学生は外国のものにより多く触れていると感じた」。

■「恋愛観や結婚観が自由」―北京大学の李渓月(リー・シーユエ)さん(女性)

「私たちのグループが討論したテーマは、日中両国の親たちの子供の恋愛に対する見方や態度。このテーマの範囲は比較的狭いが、私たちはブレインストーミング形式で幅広く討論した。両国の結婚や結婚意識の違い、大学生の異なる恋愛観についても話した。もちろん最後には親たちのこの問題に対する見方についても討論した」。

討論で両国の違いとして分かったことは、「結婚の法定年齢は、日本は男性が18歳、女性が16歳と中国より早い。中国は男性が22歳、女性が20歳」や、「親の子供に対する干渉は中国ほど強くない。中国で見られるお見合いイベントや親が決めた結婚(当然これは中国でも多くないが)といった状況とは違う。日本人の親に比べて、中国の親は子供の結婚について比較的厳しく干渉する。中国の子供も自分の人生の伴侶を選ぶ際に、家族の意見をより聞き入れる傾向にある」など。

また、「結婚式は中国と日本では似たところがある。中国では中国式と洋式が合わさり、日本では和式と洋式が合わさっている。中国では男性が結納として家などを用意しなければいけないが、日本では男性と女性が共同で結婚費用を負担する。日本の夫婦は初めは共働きだが、家庭が安定してきて子供を生むと、女性は仕事を辞めて家事や育児に専念する」や、「日本の大学生は自分の恋愛や結婚といった比較的プライベートな問題に対して比較的ためらわずに答えると感じた。これも両国の学生の異なる点の1つ」ということが分かった。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/内山

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