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冬至が近づくと、北京の観光スポット・頤和園の十七孔橋では夕方に、橋の下にある17個のアーチを夕日が照らし、遠くから見ると17個のライトが点灯して輝いているような絶景となる。
冬至が近づくと、北京の観光スポット・頤和園の十七孔橋では夕方に、橋の下にある17個のアーチを夕日が照らし、遠くから見ると17個のライトが点灯して輝いているような絶景となる。そのため、厳しい寒さにもかかわらず、多くの人がカメラを手に訪れている。
この「光のトンネル」は、午後4時ごろに現れる。しかし、1年のうち、この絶景が見られるのは今の時期だけであるため、多くの人がべストポイントから写真を撮るために、午後2時過ぎから場所取りをしている。また、親切なネットユーザーは撮影のベストポイントを記したイラストを作成している。それによると湖心島の西側がベストポイントであることがわかる。
光のトンネルは、頤和園でしか見ることができない絶景。この橋を建造する時に、冬至前後の午後の太陽高度が最も低くなる時に、夕日が橋のアーチのうち7個を照らすように設計されたと言われている。そして、その光がつるつるした石壁と氷に反射して、アーチ17個全てが赤く輝くという絶景が浮かび上がるようになっている。
ただ、専門家が調べたところ、「光のトンネル」ができるようになったのは、実際には「偶然」が重なったからであることが分かったという。今では科学的にそれを説明できるものの、当時は天文学の原理を利用したわけではないという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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