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5日、世界のアウトソーシング(業務委託)市場の受注国として最も脚光を浴びているのはフィリピンであることが分かった。写真は中国・重慶市最大の受託コールセンター。
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2012年12月5日、世界のアウトソーシング(業務委託)市場の受注国として最も脚光を浴びているのはフィリピンであることが分かった。シンガポール紙・聯合早報の報道。
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総合不動産サービス大手・ジョーンズ ラング サールの最新報告によると、2008年〜2011年の期間に、海外企業から受けた業務委託案件の件数はフィリピンが115件、これによって同国にもたらした求人件数は7万2000件。続いてインドが案件105件、求人6万4000件。中国が案件56件、求人2万5000件だった。
世界的な経済状況の間断なき変化が、各国の企業戦略に影響を与えている。もちろん、外注先の選定についても同様だ。世界的な不況、不安定な政治情勢、ますます台頭する新興国といった要素が、多くの国際的企業に戦略の再考を促しているのだ。アウトソーシング市場に関して言えば、世界の全体的な傾向としては、より近隣の国に委託するケースが増えている。これは米国や英国の企業に特に顕著な現象だ。そんな中で、フィリピンとインドは引き続き、海外からの投資や就業機会の引き入れに成功していると言えよう。(翻訳・編集/愛玉)
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