中国人バス運転手のストライキ、シンガポール国民の8割が「処分すべき」―台湾メディア

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4日、シンガポールの公共交通大手SMRTに所属する中国人運転手約100人が起こしたストライキについて、国民の8割が「運転手を罰するべき」と考えていることが分かった。写真はシンガポール。

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2012年12月4日、台湾の中央通信社によると、先月末にシンガポールで発生した公共交通大手SMRTの中国人バス運転手約100人による、マレーシア人運転手との給与格差解消を求めたストライキについて、シンガポール人の約8割が「何らかの処分をすべき」と考えていることが分かった。5日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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11月30日から12月2日までに15歳以上のシンガポール国民313人を対象に実施された調査では、85%がこのストライキを「知っている」と答え、76%が「政府は速やかにストライキ事件を処理するべき」と回答。76%が「中国人運転手は正当なルートを通じて不満を示すべきだった」と答えている。

中国人運転手のストライキについて、78%が「運転手は処罰を受けるべきだ」と考え、「ストは違法だが、運転手の労働環境に対する不満を処理できなかったSMRTにも責任がある」とする意見も76%あった。シンガポール当局によれば、このストライキで中国人運転手5人が起訴され、うち1人は懲役6週間の判決が出ている。また、運転手29人の労働資格が取り消され、すでに中国に送還されたという。(翻訳・編集/本郷)



   

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