香港のクリスマス観光客、今年は大幅減か=欧米不景気、東南アジアと競争激化―香港紙

Record China    2012年12月7日(金) 10時26分

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3日、今年のクリスマス休暇で香港を訪れる外国人観光客数は、欧米の景気低迷や東南アジア諸国との競争激化で大幅に減少する見通しだ。写真は香港国際空港のショッピングエリア。

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2012年12月3日、香港・文匯報によると、今年のクリスマス休暇で香港を訪れる外国人観光客数は、欧米の景気低迷や東南アジア諸国との競争激化で大幅に減少する見通しだ。頼みの綱の中国本土客も、富裕層の少ない地方からのツアーが増え、1人当たりの消費額が急減している。シンガポール・聯合早報が伝えた。

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昨年のクリスマスの香港向けツアーは、ピーク時に400団体を超える盛況だったが、今年は一転寂しい状況に。香港入境旅行協会によると、12月29、30日を除くクリスマスから年末年始は、ホテル予約でもまだ余裕があるという。

香港の観光業界関係者によると、中国から香港へは最近、地方からのツアーが増加している。これまで主力だった大都市からの観光客に比べ、1人当たりの消費力は65%程度にとどまる。さらに、物価の安い東南アジア諸国にも客を奪われ、中でもインドからの旅行者は3割近く急減する見通しだ。香港旅行業議会によると、最近は中国本土客のショッピングの傾向も変わり、ブランド品などの高価格商品より日用品が好まれるようになっているという。(翻訳・編集/AA)

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