<北朝鮮>日米中韓を射貫いたミサイル、金正恩氏の外交戦略―台湾メディア

Record China    2012年12月6日(木) 11時20分

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3日、台湾・中時電子報は、北朝鮮のミサイル発射について分析している。唐突な印象もあるミサイル発射予告だが、国内の権力基盤を固めるとともに各国の譲歩を引き出す極めて優れた外交戦略だと評している。写真は金正恩第1書記。

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2012年12月3日、台湾・中時電子報は、北朝鮮のミサイル発射について分析している。

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今年4月のミサイル発射失敗以来、東アジアの安全保障問題は東シナ海、南シナ海に集中。この分野では注目度が大きかった北朝鮮は半年にわたり紙面から消えていた。唐突な印象もある発射予告だが、これにより北朝鮮は一気に耳目を引くこととなった。

今回の北朝鮮の動きを日米中韓の4カ国は無視することはできない。ミサイル発射は故・金正日総書記の遺志を引き継ぐという意味で金正恩氏の権力基盤を固め、同時に日韓の選挙にも影響を与え、金正恩氏は外交上無視し得ない存在であることを印象づけ、最終的に6カ国協議再開につながる流れと、各国の北朝鮮への譲歩を生み出すものとなろう。(翻訳・編集/KT)

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