海外で挙式するならどこで?=中華圏でアンケ、人気1位は日本・神前結婚式にも高い関心

Record China    2018年12月17日(月) 7時50分

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結婚式場クチコミサイトを運営するウエディングパークが中国本土・台湾・香港の若い男女を対象に行った調査によると自国以外で結婚式を挙げたいエリアの人気第1位は日本だった。場所としては、神社(神前結婚式)も高い選択率だった。

結婚式場の日本最大級のクチコミサイトを運営するウエディングパークは13日、中国本土・台湾・香港の20代~30代の男女544人を対象に行った海外ウエディングの意向度調査の結果を発表した。自国以外で結婚式を挙げたいエリアとして人気が最も高かったのは日本だった。日本で挙式する場合に希望する場所としては、1位のビーチリゾートに次いで、神社(神前結婚式)が2位だったという。

複数回答で結婚式を挙げたいエリアを尋ねたところ、日本を挙げた人は22.8%、モルディブ・タヒチが20.2%、バリ島が18.8%、ハワイが16.2%、欧州が12.8%だった。「南の島」の人気が高いが、日本を選んだ人はそれ以上に多かった。

なお、希望の場所として自国だけを選択した人もいたが、「海外」も選んだ人は回答者全体で63%に達した。結婚について「海外挙式」も念頭に置く人が半数をかなり上回ることが分かった。

「フォトウェディング・前撮り」をしたいエリアでも日本を挙げた人が31.8%と最も多く、モルディブ・タヒチの21.4%、バリ島の19.8%、欧州の19.6%、ハワイの19.1%と続いた。

海外で結婚式を行う場合、親族や友人知人の招待も考えねばならないことになる。2人だけで実行できる「フォトウェディング」は、より現実味を帯びた選択肢と解釈できそうだ。

「日本で結婚式を挙げる場合の希望ロケーション」を尋ねたところ、「ビーチリゾート」を挙げた人が53.5%、「神社(神前結婚式)」が45.6%、「チャペル」が44.7%だった。

「ビーチリゾート」の割合が大きかったのは挙式の場所やフォトウェディングの場所についての「南の島願望」とも合致する傾向と考えられる。一方で、「神社」を選んだ人が多かったのは、中国人の「日本旅行に求めるもの」を反映していると理解してよいだろう。

一時期は「爆買い」で注目された訪日中国人客だが、「日本文化の体験」も注目を集めている。中国のインターネットで発表される日本旅行体験記や日本文化の紹介記事で、神社や神前結婚が取り上げられることも珍しくない。「日本で挙式するなら日本風に」という意識が、神前結婚への関心を高めていると考えられる。(編集/如月隼人

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