「となりのトトロ」中国で快進撃、「幼い時の純粋な記憶見られる」と中国メディア

Record China    2018年12月22日(土) 14時30分

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宮崎駿監督のアニメ「となりのトトロ」が中国で上映され、人気を集めている。中国メディアは「大人は幼い時の純粋な記憶を見ることができる」などと快進撃の秘密を分析している。写真は中国で公開された「となりのトトロ」。

宮崎駿監督のアニメーション映画「となりのトトロ」が14日から中国で上映され、人気を集めている。興行収入は1億8000万元(約29億7000万円)に達することが予想され、中国メディアは「大人は幼い時の純粋な記憶を見ることができる」などと快進撃の秘密を分析している。

今回の「となりのトトロ」は日本で1988年に公開されてから30年を経て、宮崎監督が自らデジタルリマスター版として手掛けた。中国共産党機関紙・人民日報の電子版は「あどけないキャラクターたちにかわいい精霊、そして澄んだ心の人にしか見えないというトトロが、幻想的な童話の世界を展開している」と紹介。「作曲家・久石譲のオリジナルサウンドトラックがウキウキした気分を盛り上げ、心に響くメロディーに観客はファンタジックな世界へと引き込まれていく」と報じた。

北京日報によると、興行収入に貢献している主力は親子での鑑賞。映画館の担当者は「同時期に上映している米アニメ映画『グリンチ』と比べても、圧倒的に知名度が高く、アジアの作品であり、トトロ人気は『ドラえもん』にも劣らない。トトロは親の気持ちを満足させ、見終わると親子共に満足できる」と話しているという。

さらに同紙は成功の理由として、映画評論家の「子どもは萌(も)えるトトロと自由奔放な想像力を見ることができ、大人は幼い時の純粋な記憶を見ることができる。この種の力は時間も地域も超越するもので、これこそ宮崎駿アニメの人気が衰えない理由だ」との見方を伝えている。

澎湃新聞は「となりのトトロ」に関して「ジブリ作品の中で占める地位は特殊だ」と説明。「天空の城ラピュタ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」のような世界観はないとしながらも、「作品で描かれる非日常性(小学生のサツキと妹のメイが、母の療養のため父と一緒に引っ越した農村で小さな黒いお化けのススワタリやトトロと出会う物語)が心をつかんでいる」とみている。

中国の著名ウェブサイト・猫撲は、「となりのトトロ」が大きな人気を集めていることに関連して、「どうして日本のアニメは中国でこれほど好かれるのか」とする文章を掲載。「日本アニメが世界のアニメ業界におけるリーダー的地位を確保していることは否定できない。米国は3Dアニメを盛んに制作しているが、日本の2次元アニメは画面が繊細かつ自然で美しく、3Dよりも親近感を覚える上、ストーリーもより人間的で自然なものが多いことが魅力になっている」と解説している。(編集/日向)

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