なぜ世界中の人が日本人とビジネスをしたがるのか―中国メディア

配信日時:2018年12月15日(土) 7時20分
なぜ世界中の人が日本人とビジネスをしたがるのか―中国メディア
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12日、中国メディアの界面は、「なぜ世界の多くの人が日本人と商売をしたがるのか」と題する記事を掲載。その理由を分析した。資料写真。
2018年12月12日、中国メディアの界面は、「なぜ世界の多くの人が日本人と商売をしたがるのか」と題するコラム記事を掲載。その理由を分析した。

まず記事は、「中国人にとって『誠実さ』は最もぜいたくなものの1つであり、中国の生活は嘘であふれている」と紹介。一例として、家の内装工事を挙げ、「毎日現場で監督しないと、作業員はすぐに質の悪い材質に変え、怠け、適当な仕事をするため、非常に疲れる」と伝えた。

また、中国では通常の手順ではなかなか物事がうまく運ばないため、何かを処理するのに「コネ」を使ってよく知っている人に頼むのが確実だが、「この種の信用の欠如は、醜く、危険で、不健康だ」と指摘。「逆に信用は一種の美徳であり、人間関係を簡単明瞭にする。信用があれば取引コストが下がり、企業間に信頼があれば多くの法的紛争を避けられる」と論じた。

その上で、「日本にも不誠実という問題があるものの、全体的には信用度が非常に高い国だ」と指摘。日本に住んで3年というコラムの筆者は、何度か携帯電話を無くしたがいずれも戻ってきたことや、友人がバスに置き忘れた財布もすぐに手元に戻ってきたこと、トヨタの工場ではラインにひもがぶら下がっていて製造過程で問題が発生したらひもを引っ張るとライン全体が止まるようになっていることなどを紹介。「むやみにラインが止まれば大損失になる。必要な時以外には止めないと、従業員を信用しているからだ」と分析した。

また、企業間に見られる信頼として、マツダの例を紹介。「70年代のオイルショック時に経営危機に陥ったが、住友信託銀行がマツダを救済したのは、第二次大戦時からの深い信頼関係があったため。日本の企業間の協力は、長期にわたる提携によって信頼関係を築くことに根差しており、単なる契約書の関係だけではないのだ」と論じた。

記事は、「日本では人と人との間、人と企業との間、企業と企業との間に信用を築いている。この信用は、日本のビジネスが発展し社会が成熟する重要な要素となった。信用はある種の『社会資本』ということができ、社会資本が高いほど、人と人との関係は金銭や取引という単純な関係ではなくなり、一種の道徳や道義、または習慣に基づく関係になる」とまとめた。(翻訳・編集/山中)
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  • ato***** | (2018/12/15 07:31)

    >住友信託銀行がマツダを救済したのは、第二次大戦時からの深い信頼関係があったため マツダはロータリーエンジンを開発したが、特許を守り過ぎて〈ガラパゴス化〉させてしまった。ハイブリッドエンジンの特許を公開したトヨタは、マツダの轍を踏まないようにしたのである。
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