「南京事件」に抗議し靖国神社で火つけ逮捕の中国籍男、背景判明し中国ネットでは批判的な声も

Record China    2018年12月13日(木) 16時20分

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12日、東京の靖国神社の門周辺で紙のようなものに火をつけて「南京事件」の抗議活動をして、靖国神社に無断侵入した疑いで逮捕された中国籍の郭紹傑容疑者について、その詳しい経歴が伝えられ中国のネット上をにぎわせている。写真は靖国神社。

2018年12月12日、東京の靖国神社の門周辺で紙のようなものに火をつけて「南京事件」の抗議活動をして、靖国神社に無断侵入した疑いで逮捕された中国籍の郭紹傑容疑者について、その詳しい経歴が伝えられ中国のネット上をにぎわせている。

中国メディアの観察者網は12日、郭容疑者について、「(尖閣諸島の中国領有権を主張する香港の団体)保釣行動委員会のメンバーであると同時に(香港の民主派政党)工党のメンバーでもある。2014年のオキュパイ・セントラル(占領中環)運動に加わり、(同運動の発起人の1人で香港の大手メディアグループ)壱伝媒の黎智英(ジミー・ライ)氏の個人ボディガードと見なされている」などと報じた。

郭容疑者が南京事件から81年の節目を前に靖国神社で抗議活動を行ったことが伝えられると、中国のネット上では「愛国者だ」などと評価する反応も一部にみられた。だが観察者網のウェイボー公式アカウントが郭容疑者の背景について伝えると、コメント欄には「保釣組織は広義の民主派、反共・反内地」「保釣組織は香港独立派と同類」「やつらは(中国国旗の)五星紅旗を燃やしたこともあるそうじゃないか」「中日関係の悪化はこいつらが引き起こした」「中日関係が暖かさを取り戻すと、飛び出してきて破壊しようとする」などと批判的な声も上がっている。(翻訳・編集/柳川)

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