米の小学生がいじめ訴える動画、俳優ヒュー・ジャックマンが激励コメント

人民網日本語版    2018年12月12日(水) 21時50分

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10歳になるワーナーさんは、米ペンシルベニア州スクラントン市のジョン・アダムズ小学校に通っている。音声の無い動画を自撮り撮影し、彼女が1年生の時から受けてきたいじめの内容を書き綴った何枚もの紙をめくって見せることで、いじめの惨さを訴えている。

10歳になるワーナーさんは、米ペンシルベニア州スクラントン市のジョン・アダムズ小学校に通っている。彼女はこのほど音声の無い動画を自撮り撮影し、彼女が1年生の時から受けてきたいじめの内容を書き綴った何枚もの紙をめくって見せることで、いじめの惨さを訴えている。それは、同級生から心無いあだ名で呼ばれたことや唾を吐きかけられたこと、叩かれたり、髪の毛を引っ張られたこと、そして食事をするために席につくと、たちまち同じテーブルの生徒たちがその場を離れてしまうといった内容だった。

映画「X-MEN」シリーズでウルヴァリン役を演じている俳優のヒュー・ジャックマンは、この動画を転載し、「きみのことを愛している人がいることを、知ってほしい。きみは特別で賢い女の子だ。いじめは決してしてはいけないこと。助けを求めることを絶対に止めないでほしい」とワーナーさんにメッセージを添えた。

ワーナーさんの父親は、「娘のフェイスブックにアップされた動画を最初に見た時、心が砕けそうな思いがした。私と妻はまず娘の身に起きていることについて校長と話し合い、娘のクラスを変え、ランチタイムと休憩時間を調整しようとした。しかし娘は、『非は自分にあるのではなく、態度を改めなければならないのも、自分ではない』とそれを拒絶した」と話す。

フェイスブックは今年4月、「13歳以下の子供が自分のフェイスブックアカウントを持つことを禁止する」という新たなルールを設けた。ワーナーさんのアカウントが閉鎖されると、母親は自分のアカウントを使って、ワーナーさんの動画を発信し続け、大きな注目を浴び、それにはスクラントン市学区の主管も含まれていた。「スクラントン・タイムズ―トリビューン」は、ワーナーさんの父親の話として、「学校側はすでに、ワーナーさんのランチタイムと休憩時間を調整した」と報じた。(編集KM)

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