カナダで拘束されていたファーウェイCFOが保釈

人民網日本語版    2018年12月12日(水) 13時40分

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カナダで拘束されていた中国国民の孟晩舟氏が現地時間11日午後に無事保釈された。

カナダで拘束されていた中国国民の孟晩舟氏が現地時間11日午後に無事保釈された。

現地時間11日午後3時過ぎ、ブリティッシュ・コロンビア州高裁の裁判官は孟氏の保釈を認めると発表した。裁判官は声明で、「孟氏の逮捕は米国の要求に基づくものだが、米側はまだ正式な引き渡し要求をしていない」と指摘。裁判官が米側に示した引き渡し要求期限は孟氏の逮捕から60日以内。孟氏が中国及び他国で刑事犯罪歴がないこと、現在健康上の問題を抱えていること、さらに本人が現在バンクーバー滞在を望み、適切な保証人もいることを考慮し、保釈を認めることを決定した。

孟氏の保釈条件は、1000万カナダドル(うち700万カナダドルは現金)の保釈金、夫を含む5人の保証人、パスポートの提出、電子監視装置の取り付け、外出時間・地域の制限、専門のチームによる24時間監視などとなっている。

カナダが米国の圧力に屈して1日に孟氏を逮捕した後、カナダの華人と各界の有志が様々な方法で懸念と不満を次々表明。孟氏の釈放を強く求めていた。

西側の一部識者もメディアを通じて、米国がカナダに孟氏を逮捕させたのは、華為技術(ファーウェイ)に打撃を与えることで、5G技術における中国の台頭を抑え込むためであり、こうしたやり方は「恥ずべき行為」であり「保護主義的行為」だと指摘していた。(編集NA)

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