国際的な影響力が拡大を続ける風雲衛星は、多くの重要な外交の場で取り上げられている。今年6月10日に開かれた上海協力機構(SCO)青島サミットでは、習近平国家主席は「中国側は気象衛星風雲2号を使い、各国に気象サービスを提供したい」と発表した。7月10日に北京で開かれた中国・アラブ諸国協力フォーラムでは、習主席は「一帯一路(the Belt and Road)宇宙情報回廊を共同建設し、宇宙事業の協力を発展させ、中国の北斗衛星測位システムと気象リモートセンシング衛星技術によるアラブ諸国の建設の支援を推進する」と述べた。9月4日の中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットでは、習主席の主催により「北京行動計画(2019−21年)」を可決した。その中には、「中国側はアフリカ諸国に気象衛星風雲のデータと製品、必要な技術サポートを引き続き提供する」と記された。(編集YF)
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