中国は変わるのか?新指導部の厳しい姿勢、中国版ツイッターでの腐敗打倒に期待―華字紙

Record China    2012年12月1日(土) 1時13分

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29日、中国共産党の新指導部が打ち出した反腐敗闘争が各国華字メディアの注目を集めている。十八大の終了から2週間、各国華字紙は中国共産党による反腐敗闘争の成果に注目を集めている。写真は「北京市反腐敗教育映像展覧会」。

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2012年11月29日、中国共産党の新指導部が打ち出した反腐敗闘争が各国華字メディアの注目を集めている。十八大の終了から2週間、各国華字紙は中国共産党による反腐敗闘争の成果に注目を集めている。中国新聞社が伝えた。

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シンガポール華字紙・聯合早報は29日、「新しく赴任した役人は三本のたいまつを掲げる(新任の官僚は赴任直後に成果を出そうとする)」ということわざを引用し、「『たいまつ』は習近平(シー・ジンピン)・李克強(リー・カーチアン)両氏の講話や各地の事件でその一端を見ることができた」として、「腐敗問題が深刻化すれば、亡党・亡国を招く」とした習氏の警告が、深刻な社会の現実を指摘したと報じた。

台湾紙・中国時報は29日、重慶市北碚区の雷政富(レイ・ジョンフー)書記と愛人の情事がネット上に動画として流出した事件に関し、人民日報が26日付で詳細な論評を行ったことについて、「ウェイボー(中国版ツイッター)が反腐敗の動きを加速させた。共産党の機関紙で党員の性スキャンダルが取り上げられるのは極めて異例」と分析した。

米華字紙・世界日報は28日、新指導部が腐敗を厳しく取り締まり、優秀な人材を選抜すれば、統治力は向上し、今後数年以内に中国は面目を一新させるかもしれない、と期待を示した。

日本新華僑報は、「中国では各レベルの紀律検査部門が大量の腐敗官僚を摘発したが、ここ数年でウェイボーがわずかな手掛かりや偶然によって多数の官僚を失脚させている」として、「ウェイボーは全国あまねく行き届く国民による監視の象徴だが、少しずつ規範化を進める必要もある。しかし、規範化はスキャンダル暴露の一方的な制限であってはならず、デマを流した者への法的追及および世論の軽視、デマの流布に対する無形の圧力でなければならない」と述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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