2012年11月29日、中国・浙江省杭州市で正式開通したばかりの地下鉄駅構内に、早くも雨漏りが発生したと報じられた。

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2007年に建設を開始した杭州市の地下鉄。5年をかけて完成し、今月24日に市内初の1号線が正式開通した。今回、雨漏りが発生したのは長距離鉄道の杭州駅に連結する城站駅。同市ではこの数日間にわたり雨模様が続いたが、城站駅では杭州駅へ向かう出口付近で雨漏りとなった。その原因の一つとなっているのが、地下水の水位の高さ。これを無視して十分な下水対策をとっていなかったことが突かれたかたち。さらに、隣接する杭州駅は1999年に完成したもの。その10年後に完成した城站駅とは完全に一体化しておらず、2枚の壁面で隔てられており、ここで漏水が発生したようだ。現在、同駅では新たな下水対策に奔走しており、1週間以内には状況が改善できるとの見込みだという。

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