中国の空母、大排水量の原子力空母が発展方向に―中国メディア

Record China    2012年11月30日(金) 11時51分

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27日、海軍軍事専門家の李傑氏は人民網の取材に応じた際、中国の空母が目指す方向性として、大排水量、原子力、電磁式カタパルトもしくは蒸気式カタパルト、新概念兵器の4点を指摘した。写真は中国の空母「遼寧」。

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2012年11月27日、海軍軍事専門家の李傑(リー・ジエ)氏は人民網の取材に応じた際、中国の空母が目指す方向性として、大排水量、原子力、電磁式カタパルトもしくは蒸気式カタパルト、新概念兵器の4点を指摘した。

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1)大排水量

中国の空母は排水量の拡大に向かう。排水量が多いほど、搭載可能な艦載機(戦闘機、戦闘攻撃機)の数が増加する。米国は現在、戦闘機と攻撃機を戦闘攻撃機に融合させ、負担を軽減している。戦闘攻撃機は今後の作戦で有利に働く。

2)原子力

動力は原子力が重要な発展方向だ。当然ながら、英国やフランスなどの先進的な技術を持つ多くの国は、将来的にターボ・エレクトリック方式を採用する可能性がある。

3)電磁式カタパルトもしくは蒸気式カタパルトの搭載

スキージャンプ型の飛行甲板は、発艦速度が遅い、艦載機数が少ない、発艦に時間が掛かるなど弱点や制約がある。そのため電磁式カタパルトもしくは蒸気式カタパルトが、空母の発展方向となる。

4)新概念兵器

米国の次世代空母はすべて、もしくは一部を新概念の武器に取り替える準備を始めている。その中には、SF映画に登場するレールガンやレーザー砲などが含まれ、2016年に搭載される見通しとなっている。これもまた、中国が今後取り組むべき発展方向だ。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山

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