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中国の若者「米国留学?必要だと思わない」―独メディア

配信日時:2020年11月23日(月) 9時10分
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ドイツのニュースサイト、tagesschauは16日、中国に関連し「米国留学?必要だと思わない」と題する記事を掲載した。写真は米ハーバード大学。

ドイツのニュースサイト、tagesschauは16日、中国に関連し「米国留学?必要だと思わない」と題する記事を掲載した。中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)が18日、その内容を要約して次のように伝えている。

上海の大学でマーケティングを学ぶワン・ウェンチュエンさんは、耳にイヤリングをし、特大のシルバー色のヒップスターグラスを掛けたおしゃれに敏感な青年だ。彼は「さまざまな理由」により何年も前から計画していた米国留学をキャンセルした。主な理由は新型コロナウイルスのパンデミックだが、彼は米国で中国人に対する差別や偏見が大幅に増加していることも懸念している。

「パンデミックをきっかけに、米国政府は中国からの学生に多くのハードルを設けた。米国を離れることを余儀なくされた人もいる。いま米国へ行けば、米国人の抵抗を感じるだろう。身の安全にも影響が及ぶ……」

中国では、コロナウイルスの流行はおおむね制御され、生活は正常化している。欧米の大学ではまだオンライン講義が中心だが、中国の大学は大規模なイベントを開催している。中国人は、緩和されていないように見える米国の状況に驚いている。

エディンバラ大学の駐上海学生募集アドバイザー、グワン・イエン氏は、「中国では今後、留学するのではなく、国内にとどまる学生がますます多くなると思う」と話す。グワン氏によると、中国国内ではこの数カ月の間に留学への関心が著しく低下したと感じられるそうで、「これは、中国人がますます自信を持つようになったことと、中国当局がコロナ危機をうまく制御したことが関係していると思う。中国では、他の国や大陸を訪れたことがある人が増えている。だがそうした旅行は特別な感動を与えてくれなかった。以前は『海外はすべてが良い』だった。だがいまは失望している」と話している。(翻訳・編集/柳川)

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