胡春華と孫政才、ポスト習近平の有力候補を探る米国―台湾メディア

Record China    2012年11月30日(金) 6時5分

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28日、台湾・中時電子報はこのほど、ポスト習近平の有力候補の人となりを知るべく米国が早くも動きを見せていると報じた。写真は2007年、胡春華・共産主義青年団中央書記処第一書記(当時)。

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2012年11月28日、台湾・中時電子報はこのほど、ポスト習近平の有力候補の人となりを知るべく米国が早くも動きを見せていると報じた。

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今年6月、ゲーリー・ロック駐中国米国大使は胡春華(フー・チュンホア)内モンゴル自治区委書記(当時)を訪ねた。酒を酌み交わしながら内モンゴル自治区における経済協力、さらには格差や高等教育など国政に関する問題についても意見を聞いたという。

スパイを使うか、さもなくば高級官僚の訪問によって相手の状況をうかがうのは米国の常套手段だ。今年9月19日、パネッタ国防長官は北京で習近平(シー・ジンピン)国家副主席と会見した。その際、米国側のカメラマンが習副主席に近寄りすぎて警備に警告されるという一幕があった。これは習副主席の体調不良説を確認するためのもの。撮影された写真は米国の専門家により詳しく分析された。

内モンゴル自治区から広東省委書記へとステップアップを果たした胡春華氏と並び、次世代のリーダー格と見なされているのが孫政才(スン・ジョンツァイ)氏。こちらは重慶市委書記の要職に就いた。

5年後、この2人が政治局常務委員に昇格することができれば、国家主席と首相のコンビを組むことがほぼ確実となる。胡春華氏は胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席の支持母体である共産主義青年団の出身。孫政才氏は江沢民派の賈慶林(ジア・チンリン)に近く、また温家宝(ウェン・ジアバオ)首相からも支持されているという。(翻訳・編集/KT)

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