大相嶺ジャイアントパンダ野生化復帰基地が発足

人民網日本語版    2018年12月7日(金) 23時0分

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四川省大相嶺ジャイアントパンダ野生化復帰基地が6日午後に発足した。

四川省大相嶺ジャイアントパンダ野生化復帰基地が6日午後に発足した。成都ジャイアントパンダ野生化個体「星辰」「和雨」が新しい家に入居した。成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地の張志和主任によると、パンダ移転保護の最終目的は野生化、野外の個体群の発展だ。今回の野生化復帰基地の設立は、四川省ジャイアントパンダ野生化復帰研究、ジャイアントパンダの孤立した個体群の発展、ジャイアントパンダ国家公園の建設プロセスを推進する。科技日報が伝えた。

四川省大相嶺自然保護区は雅安市滎経県南部に位置し、森林率が95%以上にのぼる。国家一級保護野生植物を含む約1050種の植物、国家一級重点保護野生動物を含む377種の脊椎動物、森林、嶺、谷、渓流、カスケード(階段状の滝)、瀑布などの景観を持つ、パンダなどの動物の生活に最も適した場所だ。成都ジャイアントパンダ基地の職員は2017年より、「人工補助によるソフト野生化」訓練方法を採用し、「星辰」「和雨」の半野生化移行訓練を行っている。全自然食物転化を実現させ、天然の竹を食べ、適した水源を自力て見つける一定の能力を持つことを実現させた。今回の基地入居後、職員は引き続き「星辰」「和雨」の野生化移行訓練を行い、未来の野生化復帰実現に向け準備を整える。(編集YF)

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