中国企業がパナマ運河に橋建設―中国メディア

Record China    2018年12月6日(木) 12時20分

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6日、環球時報によると、パナマ運河に架かる4番目の橋の建設を中国企業が請け負い、パナマのバレラ大統領が自ら着工指示を業者に与えた。

2018年12月6日、環球時報によると、パナマ運河に架かる4番目の橋の建設を中国企業が請け負い、パナマのバレラ大統領が自ら着工指示を業者に与えた。

記事によると、現地時間4日、同大統領は橋の工事を請け負う中国交通建設と中国港湾工程の企業連合体に対して着工令を出した。同運河の4番目の橋建設プロジェクトが正式に着工したことになる。

企業連合体は今年6月に同プロジェクトの受注に成功。契約金額は14億2000万米ドル(約1600億円)とされる。パナマ政府も7月に中国企業が受注したことを認め、両者は11月にプロジェクト契約を結んだ。記事によると、現時点で中国企業が同国で実施する最大規模の公共工事プロジェクトで、2023年の着工予定とのことだ。

建設予定の橋はメイン部分の長さが1010メートル、幅51メートルで、運河を跨ぐ部分の長さは510メートル、高さは75メートルとなっている。現地テレビ局によると、この橋は道路、鉄道共用で、道路は両側計6車線設けられ、中間部分には現在計画中のパナマ都市地下鉄3号線が通る予定だ。設計寿命は100年で、完成すれば日増しに増える交通ニーズを満たし、少なくとも200万人の現地市民に恩恵があるという。

パナマの地元紙は4日、バレラ大統領が中国企業の工事レベルに対する大きな信頼を示したほか、同国の公共工事相が「橋の着工により、多くのパナマ人の夢が間もなく現実に変わろうとしている」とコメントしたことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

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