2012年9月に米国や日本、中国語圏で同時公開された「バイオハザードV リトリビューション」が、キャストに中国人女優リー・ビンビン（李冰冰）を迎えたことで、アジアでの興行成績を飛躍的に伸ばしたという。米エンターテインメント誌ハリウッド・リポーターはリー・ビンビンを「億万元をもたらす福の神」と絶賛し、ハリウッドの四大エージェンシーであるUTA（ユナイテッド・タレント・エージェンシー）が彼女と所属契約を結んだ。

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台湾紙・アップルデイリーの11月25日の報道では、同作の台湾での興行成績は公開わずか5日で1億3000万台湾ドル（約3億6600万円）を突破。リー・ビンビン効果によって歴代4位の記録を打ち立て、シリーズ前作の「バイオハザードIV アフターライフ」の2倍を記録した。

同月24日、破竹の勢いをみせるビンビンは“台湾のアカデミー賞”と呼ばれる第49回台湾金馬賞にもプレゼンターとして出席。伊ブランド・グッチの中国市場向けアイコンとして活躍する彼女は、グッチの新作ドレスを着てレッドカーペットに登場した。体型によく合ったタイトでストレートなシルエットのロングドレスは、印象的なグラスグリーン。これに翡翠色やエメラルドグリーンのジュエリーを合わせ、漆黒の髪はポンパドールに結い上げていた。しかし、こちらに関しては、台湾メディアは酷評を浴びせた。「（細長いシルエットとドレスの色が）まるでペンキを塗ったキュウリ」「安っぽいネグリジェ」「ハリウッドスターがこんなものを着るの？」とさんざんの毒舌でこき下ろした。(翻訳・編集/愛玉)