中国マラソン大会の選手引っ張り騒動、当事者のスタッフが「曲解だ」と反論―中国メディア

Record China    2018年12月5日(水) 15時0分

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4日、中国青年報によると、中国国内で行われたマラソン大会でエチオピア人選手がゴールした際、スタッフが無理やり引っ張ったとネット上で物議を醸した問題で、当事者のスタッフが「無理やり記念写真を取らせようとしたという情報は事実の曲解」と説明した。

2018年12月4日、中国青年報によると、中国国内で行われたマラソン大会でエチオピア人選手がゴールした際、スタッフが無理やり引っ張ったとネット上で物議を醸した問題で、当事者のスタッフが「無理やり記念写真を取らせようとしたという情報は事実の曲解」と説明した。

広西チワン族自治区で3日に開かれたマラソン大会のゴール地点で、エチオピア人選手が1位でゴールした直後に、中年男性のスタッフが選手の手をつかんで無理やり引っ張ろうとする様子を撮影した動画がネット上で公開され、物議を醸した。

ネットユーザーからは「イベント名が記された大きな旗の前で写真撮影させるため連れて行こうとしたのでは」との推測が出るとともに、専門家からは選手を急激に止まらせることは「場合によっては死に至る可能性もある」との指摘が出た。

これに対して、当事者のスタッフは「一部の選手はゴール後に意識がもうろうとなるため、スタッフが引っ張って誘導することになっている。この選手も意識が少しもうろうとしていたので、その場に倒れ込んで選手同士が衝突するのを防ぐために、写真撮影ゾーンに誘導した」と釈明している。

また、「選手には速やかに水分や塩分の補給、マッサージなどの回復の手当を施し、状態が回復するのを待ってから表彰式を実施した」と説明。「動画は一部分を切り取ったもので、現場の一部始終を写したものではない。ネットで言われている、無理やり写真撮影させたという話は事実の曲解だ」と反論した。(翻訳・編集/川尻

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