「ゲノム編集」の中国人科学者は一体どこへ?「軟禁」報道に大学は説明拒否―米華字メディア

Record China    2018年12月4日(火) 16時40分

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「ゲノム編集ベビー」で注目を浴びた南方科技大学の賀建奎副教授が大学内に軟禁されていると報じられた問題で、大学側は「現時点では何も答えられない」と詳しい説明を避けた。写真は南方科技大学。

2018年12月3日、米華字メディア・多維新聞によると、「ゲノム編集ベビー」で世界の注目を浴びた中国・南方科技大学の賀建奎(ハー・ジエンクイ)副教授が大学内に軟禁されていると報じられた問題で、大学側は「現時点では何も答えられない」と詳しい説明を避けた。

賀氏は11月26日、ゲノム編集技術を使い、エイズウイルスに感染しないようヒトの受精卵を操作し、実際に双子の赤ちゃんが誕生したと主張する動画を公開。28日には香港で開かれた国際会議で講演を行った。

賀氏の動向をめぐっては「28日の会議出席後、南方科技大の学長と6時間に上る面談が行われた。その後は大学に連れ戻され、『軟禁』されている」と報じられたが、大学側は「この件に関するいかなる問題にも現時点では答えられない」とコメント。「情報を得たら公式ルートを通して発表する」と説明した。

多維新聞は、「賀氏の行方は謎に包まれている」と報じている。(翻訳・編集/野谷

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