日本人女性にDVで逮捕の中国人俳優、拘置所でどんな生活を送っているのか―華字紙

Record China    2018年12月3日(月) 23時20分

拡大

3日、華字紙・中文導報(電子版)は、中国の人気俳優・蒋勁夫容疑者が交際していた日本人女性に対する傷害容疑で警視庁巣鴨署に逮捕されたことに関連し、「蒋勁夫は拘置所でどんな生活を送っているのか」とする記事を掲載した。写真は蒋勁夫。

2018年12月3日、華字紙・中文導報(電子版)は、中国の人気俳優・蒋勁夫(ジャン・ジンフー)容疑者が先日、交際していた日本人女性に対する傷害容疑で警視庁巣鴨署に逮捕されたことに関連し、「蒋勁夫は拘置所でどんな生活を送っているのか」とする記事を掲載した。

記事はまず、11月28日に警視庁巣鴨所に出頭し、傷害容疑で逮捕された蒋勁夫は日本時間の当日午後6時31分、移送のため警視庁巣鴨署を出たと紹介した。

その上で、「蒋勁夫は日本でどのような司法手続きを経ることになるのか、警視庁広報課に話を聞いた」とし、逮捕後の手続きの流れとして「被疑者の身柄は、警察署内の留置所に留め置かれ、48時間以内に検察官の元に送られる。起訴前の勾留期間は原則10日間で、検察官はその期間内に起訴か不起訴か決めなくてはならないが、必要に応じて、さらに10日間勾留期間を延長することができる」と紹介した。

続けて、起訴された後の刑事裁判については、「日本の司法に詳しい華人の法曹関係者の話」として、「日本の刑法第204条によると、傷害罪の場合は通常、二つの可能性がある。一つは懲役で、もう一つは罰金だ。類似した傷害事件の判例によると、刑期はだいたい1~2年で執行猶予が付く」とした。一方で「被害者との間で示談が成立すれば、不起訴となり釈放される可能性が大きい」と紹介した。

さらに、「蒋勁夫は現在、東京拘置所に勾留されている」とし、東京拘置所について「単独室と共同室があるが、有名人の多くは単独室に入ることになるようだ。日産のカルロス・ゴーン前会長も現在、同拘置所の単独室に勾留されている。単独室、共同室のどちらも窓があるが、強化ガラスが使われていて、ハンマーで叩いても割れることはない。強化ガラス窓には特殊処理がされていて、見えるのは空だけだ」と紹介した。

未決拘禁者の拘置所での生活については、「午前6時半から6時45分の間に起床し、布団を畳み、洗面、掃除をして、看守の点検を受け、朝食となる。朝食後は、休憩したり読書したりすることもでき、午前中に運動の時間が設けられることもある。昼食は午前11時半から正午ごろまでで、昼食後は1時間昼寝をすることできる。午後は自由時間で、夕食は午後4時半から5時ごろまで。夕食後看守の点検を受け、布団を敷いて横になることができる。午後9時の就寝時間になると、床に入らなければならない。ご飯は白米7と雑穀3の割合で、肉や魚、野菜などのおかずがつく。規定の範囲内で、拘置所内の売店で食べ物や日用品を買うことができ、差し入れも受けられる。未決拘禁者は容疑者であり犯罪者ではないので、一定の人格的権利と自由を有する」と紹介した。(翻訳・編集/柳川)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携