連絡帳のメッセージ欄が子供たちの舞台に!ユニークな名言続々

人民網日本語版    2018年12月3日(月) 20時50分

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才能のある生徒とは勉強のできる子かというと、そうとは限らない。子供たちが伸び伸びとその想像の翼を羽ばたかせた時こそ、その才能や想像力がいかんなく発揮されると言えるだろう。

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才能のある生徒とは勉強のできる子かというと、そうとは限らない。子供たちが伸び伸びとその想像の翼を羽ばたかせた時こそ、その才能や想像力がいかんなく発揮されると言えるだろう。銭江晩報が報じた。

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ほとんどの生徒にとって学校と保護者の間で交わされる「連絡帳」は、おもしろいものでもなんでもなく、重要視している生徒はあまりいないだろう。しかし、これから紹介する杭州市天杭実験学校七年級9組の生徒たちは、この連絡帳を舞台にその才能を見事に発揮している。

学生1:

科学を学ぶ前:スイカジュースを飲んでいる。

科学を学んだ後:スイカに含まれる栄養組織の細胞液を飲んでいる。

学生2:

テスト勉強中は誇大妄想症、テスト時は健忘症、テスト後は回復するが、テスト結果が出てくると心臓病を発症。

学生3:

私のテストの成績はまるでスイスの地形のよう。ブラジル高原とかせめてアマゾン平原みたいならいいのに。

学生4:

先生、このカモたちの中から1羽のニワトリを見つけることができますか?

学生5:

まもなく電池切れ。でも宿題はまだいっぱい。

同クラスの担任である鄭英先生は、生徒たちが連絡帳に書いたユニークなメッセージを毎日微信(WeChat)のモーメンツにアップしている。

鄭先生は、「毎日、授業1コマ分の時間を使って、生徒の連絡帳をチェックすることを日課としている。ユニークなメッセージを書くのは、社交的な性格の生徒だけだと思うかもしれないが、決してそうではなく、実は内気な性格の生徒が書いてくる場合が多い。成績の良い生徒はもちろんのこと、成績は普通レベルでもとても面白いことを書いてくる生徒もいる。教師と仲が良くなければ、生徒は心を開いて、気軽に冗談を書いたり、悩みを打ち明けたりはしてくれない」と笑顔で話す。

そして、「最初のうちは生徒も連絡帳に書く内容をそれほど重要視していなかったが、私が毎日おもしろいメッセージをチョイスしてモーメンツにアップするうちに、それを見た保護者から生徒に伝わるようになったことと、毎日連絡帳のメッセージに私が書く返事を読んで、生徒たちも次第に連絡帳の面白さを感じるようになってくれた」という。

鄭先生が最も理想としている教師と生徒の関係、それは孔子とその弟子のように互いに理解し合い、補い合う関係だとしており、「孔子は同行を望む弟子と共に各地に足を運び、食事を共にし、苦難や危機も共にした。そしてそうした暮らしの中で人々を学び導いた。一緒に暮らすと本性を隠すことはできない。なぜならちょっとしたことで、その人の個性や欠点が見えてしまうから」と語った。(編集KN)

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