Record China 2019年6月5日(水) 1時40分
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2日、中国中央テレビは、シェア自転車の利用料を各社が値上げしたと伝える番組を放送した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はシェア自転車。
2019年6月2日、中国中央テレビ(CCTV)は、シェア自転車の利用料を各社が値上げしたと伝える番組を放送した。
報道によると、今年4月以降、シェア自転車各社は、北京、上海、深セン、杭州などで次々と利用料を値上げしている。記者が実際に北京市で体験してみたところ、シェア自転車に約3キロ(21分間)乗ったときの利用料は1.5元(約24円)だった。しかし、同じ距離をバスに乗ると、交通カードを利用すれば1元(約16円)で済むという。
例えばシェア自転車大手の摩拜単車(Mobike)の場合、北京市内では15分以内の利用料が1元、以降15分ごとに0.5元(約8円)が加算され、1時間の利用料は2.5元(約40円)となり、これまでの2.5倍の料金になる。
業界関係者によると、シェア自転車各社による大金をつぎ込んでの割引キャンペーン合戦は終了し、生き残った各社は生き残り続けるために値上げをしている。これはシェア自転車の後期発展には不可欠という。
これに対し、中国のネットユーザーから「近ければやっぱりシェア自転車の方が安いよ」「バスで嫌なのは待つ時間と車内の臭いで酔うこと」「高いと思ったら使わなければいいだけだ。シェア自転車は最後の数キロを解決するものなのだから」など、やはり便利だとのコメントが多く寄せられた。
しかし、「シェア自転車は資源の浪費が深刻だと思う」「とっくの昔に乗らなくなった。自転車が少なすぎて見つからない」「夏はエアコンのあるバスがいい」などの意見もあった。(翻訳・編集/山中)
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