中国最長の鉄道用海底トンネル建設を計画―中国メディア

Record China    2019年2月21日(木) 21時0分

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20日、観察者網は、浙江省で中国最長となる鉄道用の海底トンネルの建設計画が発表されたと伝えた。写真は寧波駅。

2019年2月20日、観察者網は、浙江省で中国最長となる鉄道用の海底トンネルの建設計画が発表されたと伝えた。

記事は、19日に浙江省交通庁の公式サイトで発表された「寧波から舟山までの鉄道実地調査設計入札募集書」を基に、「寧波から舟山までの鉄道建設が今年下半期にも承認される見通しだ」と伝えた。

同「入札募集書」によると、寧波から舟山まで鉄道は全長77.006キロメートルで、寧波東駅が始点となり、途中5つの駅を経て終点は舟山市定海区白泉になるという。

この鉄道建設計画が注目を集めているのは、途中の北倉駅から金塘駅の区間でトンネルで海を超える方法を採用しているからだ。このトンネルの全長は16.2キロメートルで、このうち海底部分は10.87キロメートルとなり、中国国内最長で、最も大きな水圧のかかるトンネルになるという。

この路線の最高時速は250キロで、開通すると、寧波から舟山までを最速30分で結ぶことができ、杭州から舟山までも80分前後に縮まるという。2025年には竣工する予定だ。(翻訳・編集/山中)

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