2012年11月16日早朝、中国・貴州省畢節市にある大型ゴミ箱から男児5人の死体が発見された。中国のニュースサイト・21CNによると、男児はいずれも10歳前後とみられる。

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死因はまだ詳しく伝えられていないが、他殺の形跡はなく、ストリートチルドレンが寒さを避けるためにゴミ箱に入り込んで窒息死したものと見られている。畢節市は貴州省西北部の山間に位置し、15日の最低気温は6度。夜半には小雨も降っていたという。

20日、この出来事に対してある中国のネットユーザーは「男児5人がゴミ箱で遺体となって発見されたと報じられ、多くの人が驚きと悲しみを覚えたことだろう。子供たちがどれほどの月日を外でさまよい、助けが来ることもなく、ゴミ箱の中で亡くなったと考えると怒りすらこみあげてくる。不思議なのが、全国を震撼させたニュースから数日が経っても、現地政府の公式サイトでは関連の情報が見当たらないことだ。ストリートチルドレンたちはただ生きたかっただけなのだ！畢節市の市長や書記は、責任を取るべきではないのか！」と事件の対応が見られない現地政府に対し、憤りをあらわにする意見を掲載した。（翻訳・編集/内山）