顔?性格?…いや違う!羽生結弦がみんなに愛される最も重要な理由―中国メディア

Record China    2018年11月30日(金) 17時10分

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29日、中国のスポーツメディア・騰訊体育は「なぜこんなに多くの人が羽生を愛しているのか」と題する記事を掲載した。

日本スケート連盟は29日、羽生結弦が12月にカナダで行われるグランプリ(GP)ファイナルを欠場すると発表した。右足首のけがで1カ月の休養が必要だという。このニュースは羽生ファンの多い中国でもすぐに報じられ、大きな反響が寄せられた。

そうした中、現地のスポーツメディア・騰訊体育は同日、「なぜこんなに多くの人が羽生を愛しているのか」と題する記事を掲載。その魅力について分析した。

写真は18年の平昌五輪、演技後の羽生結弦

記事は冒頭、羽生のGPファイナル欠場を伝える一方で、「羽生が季初めに見せたずば抜けたパフォーマンスには一切の影響を与えない」と述べた。羽生は11月初旬のGPシリーズ第3戦フィンランド大会で、ショート(SP)、フリーともに今季最高得点(当時)をマークし優勝。さらに、続くロシア杯のSPでは今季初めて110点の大台を超えた。今季からフィギュアスケートの採点方法が変わったことから、記事は「羽生は今季すでに4つの世界記録を作った」とし、「羽生自身16回目の世界記録更新」と紹介している。さらに、「特筆すべき点」として、羽生が2010年のシニア参戦からGP通算10勝を挙げ、日本男子史上最多を記録したことに言及した。

写真は平昌五輪での羽生結弦

その上で、羽生が多くの人から愛される理由として、「顔面偏差値の高さ?さえわたるスケート技術?神の領域に達した演技?謙虚で完ぺきな人格?おちゃめな性格?それらすべてが正しいが、最も重要な要素は永遠についえることのないスポーツ魂だ」と指摘。「彼が情熱あふれる面持ちでリンクに立つだけで、十分に人を感激させるのだ」としている。

そして最近、一部メディアで、羽生のコーチを務めるブライアン・オーサー氏はけがへの懸念から4回転アクセルへの挑戦に否定的で、挑戦したい羽生との間で意見の食い違いが起きていると報じられたことを紹介。記事は「皆さんが羽生結弦を好きなのは、彼が真の『氷上の王者』だからというだけではなく、彼が持つ強靭(きょうじん)さに心震わされたからだろう」とし、「まさに彼の強靭さが、彼を愛する人が自分の目標に向かうための後押しになっている」と伝えた。(翻訳・編集/北田

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