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20日、中国・天津市で先日保護された13羽のコウノトリは順調に回復し、野生に返すための準備が進められていた。コウノトリたちは野生に返す準備の最終段階として、足にタグが付けられたほか、野生に返した後の行動を観察するためにGPS装置がつけられた。
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2012年11月20日、中国・天津市で先日保護された13羽のコウノトリは順調に回復し、野生に返すための準備が進められていた。新華社通信が伝えた。
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同市の北大港湿地保護区では今月11日に、中毒症状を起こしたコウノトリが30羽あまり発見され、うち13羽が一命を取り留め、同市の野生動物保護センターで治療を受けていた。また、13日にも同じ場所でコウノトリの死骸が見つかり、そばには捕獲のために何者かが掘ったと思われる穴があり、農薬の袋も現場に捨てられていた。
そのため当局はコウノトリの中毒症状は農薬により引き起こしたものと推測し、関連性と共に事件の捜査を進めている。一方北大港湿地保護区は懸賞金5万元を用意し、事件解決のため情報を募っている。
コウノトリは中国で国家1級保護動物に指定されており、3000羽ほどしかいないという貴重な動物。保護センターの職員によると13羽のコウノトリは、野生に返す条件を満たすまでに回復したという。コウノトリたちは野生に返す準備の最終段階として、足にタグが付けられたほか、野生に返した後の行動を観察するためにGPS装置がつけられた。(翻訳・編集/内山)
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