中国のネットユーザーに「これが中国の特色」と言わしめた、運転手の素養問題

The World Video    2018年11月30日(金) 12時20分

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中国河南省洛陽市で27日、急患を搬送中の救急車が乗用車に行く手を阻まれ、批判が集まっている。

中国河南省洛陽市で27日、急患を搬送中の救急車が乗用車に行く手を阻まれ、批判が集まっている。

中国の「道路交通安全法」では、消防車、救急車、警察車両などの緊急車両の任務執行時は、他の車両は道を譲るよう求められており、進行を妨害したと認定されると罰点や罰金が科せられる。実際に緊急車両の進行を妨害して処罰されるケースはたびたび起きており、その度に関連部門は緊急車両に道を譲るよう呼びかけている。

洛陽市のケースは心筋梗塞の患者を病院に搬送している最中で、まさに一刻を争う緊急事態だった。本来であれば他の車は端に寄るのが正しい行動なのだが、映像では救急車の行く手を阻む車両を複数確認することができる。実際に救急車に乗っていた医師は、「患者の容体は芳しくなく一刻を争う状態だった。サイレンを鳴らして走行していたが、道を譲ってくれる車両はなかった。こうした現象は良くあることで、時には乗用車の運転手にののしられることもある」と語っている。搬送された患者だが、幸いにも命に別状はないという。

ネットでは道を譲らなかった乗用車を批判する声がある一方で、「緊急車両に道を譲ったことで違反したらどうするの?」と道を譲らない人の中には違反を恐れているケースもあると指摘する声も聞かれた。ただ、中国の「道路交通安全違法行為処理程序規定」では、緊急車両に道を譲ったことで発生した違反行為は処罰の対象外となっている。ネットではこれに関連して「確かに緊急車両に道を譲ったことで発生した違反行為は処罰の対象外だが、場合によってはその証拠を示して認定してもらう必要がある。運転手が自ら申請する必要があるため、これを手間と感じる人も多いはずだ。まだまだ関連のシステムは不完全だと言える」と投稿するユーザーもいた。このほか、「中国の国民がどの程度の民度なのか、自分自身を見つめ直した方がいい」「これが中国の特色、もはや驚きもしない」と皮肉たっぷりな書き込みも多く見られている。(翻訳・編集/内山

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