2018年11月29日、新浪財経によると、中国の大学教授が「国に対する要求が最も高いのは中国のネットユーザーだ」と述べた。

記事によると、中国人民大学国際関係学院の金燦栄（ジン・ツァンロン）副院長は、このほど行われた講演の中で「国に対する要求が最も高いのが中国のネットユーザーだ。中国人ネットユーザーは、総合的な国力では米国を超えるよう要求し、軍事力ではロシアや米国を超え、製品品質では日本やドイツを超え、生態品質ではニュージーランドを超え、生活の質ではスイスやデンマークを超えるよう要求する。そして、超えられないとバッシングする。みんな腹を立て怒りに燃えている」などと語った。

これに対し、中国のネットユーザーからは「金教授の言っていることはその通りだと思う」「こういう本当の話を、ネットユーザーは聞きたがらないんだよな」など、同意するコメントが少なからず寄せられた。

一方で、「促してこそ進歩できるのでは？」「権力が大きければ責任も大きい」「いやいや、私たちは単に、食べ物の中に下水油がなく、飲み物の中にメラミンがなく、偽ワクチンもなく、不動産購入に制限がないことを求めているだけ」という意見もあった。（翻訳・編集/山中）