米国で中国人女子留学生の卒業スピーチにスタンディングオベーション

人民網日本語版    2018年11月28日(水) 20時20分

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「恥ずかしがり屋で内向的」というのは、多くの外国人が中国人に抱く固定のイメ―ジだが、最近米国のアメリカンフィルムインスティテュート(AFI)の卒業式で、ある中国人留学生が披露したそうしたイメージを覆すような素晴らしいスピーチが話題となっている。

「恥ずかしがり屋で内向的」というのは、多くの外国人が中国人に抱く固定のイメ―ジだが、最近米国のアメリカンフィルムインスティテュート(AFI)の卒業式で、ある中国人留学生が披露したそうしたイメージを覆すような素晴らしいスピーチが話題となっている。

彼女のスピーチはユーモアに満ちているだけでなく、その英語も極めて流暢で、全く気後れを感じさせず、スピーチが終わると会場ではスタンディングオベーションとなり、惜しみない拍手が送られた。

このスピーチを披露したシナリオ学科在籍の孔楽[王其]さんは、AIFで学ぶ中国人留学生だ。

彼女はスピーチのために登壇すると、まず学長に対し、自分の中国語名を読み上げて紹介してくれたことに感謝の言葉を述べた。それから、彼女の英語名「ヴァネッサ・コン」の由来を紹介し、自分と映画との「切っても切れない縁」について話し始めた。彼女は、「ヴァネッサ・コンというのは、私の本名ではありません。13歳のとき、ヴァネッサという名を自分の英語名に選びました。当時、私はジョニー・デップの大ファンで、その当時の彼の妻の名がヴァネッサ・パラディだったから。その後、彼は離婚してしまったけど、今は私にもチャンスが巡ってきたということ。彼が愛情の証として彫った『ヴァネッサ』のタトゥーを消す必要もなくなったわ」とした。

また彼女はスピーチの中で、「私が今ここに立っていられるのは、素晴らしい中国人クラスメートのおかげだと思う。AFIで学ぶ学生のうち20%は中国人留学生。この割合は、ちょうど世界の総人口に占める中国の人口の割合とほとんど変わらない」とした。

スピーチの様子を撮影した動画がSNS上にアップされると、たちまち話題となり、ネットユーザーは、「優秀だ、優秀すぎる!これこそ中国人留学生のあるべき姿だ。質の高いユーモアの中に、彼女の比類なき自信がみなぎっている」と称賛のコメントを寄せた。(編集KM)

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