わずか4日で自ら中国市場の扉を閉めたD&G―中国メディア

Record China    2018年11月29日(木) 10時40分

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28日、環球網は伊ファッションブランド「ドルチェ&ガッバーナ(D&G)」の中国侮辱騒動について、広告動画の炎上からショーの中止決定までの4日間の経緯を紹介した記事を掲載した。写真はD&G。

2018年11月28日、環球網は伊ファッションブランド「ドルチェ&ガッバーナ(D&G)」の中国侮辱騒動について、広告動画の炎上からショーの中止決定までの4日間の経緯を紹介した記事を掲載した。

記事では、環球時報の記者が21日午後5時ごろに上海世博中心の南門で見た様子を紹介。多くのスタッフやモデルたちがスーツケースを引いて去り、レッドカーペットはプラスチックフィルムで覆われ、看板の撤去作業も始まっていたという。上海市文化市場行政執行総局のスタッフの話によると、「当日予定していたD&Gのファッションショーが中止になったため」だという。また、あるモデルの話によると、「ショーがキャンセルになった通知は受け取ったが、ショーをいつ再開するかは聞いていない」という。500人を超えるモデルやゲストが参加する予定だった今回のイベントが中止になり、ある現場スタッフは「D&Gは自分で招いたことの収拾がつかなくなる前に謝罪すべきだ」とコメントしたという。

記事は、D&Gの創業者の一人で、看板デザイナーのステファノ・ガッバーナ氏やD&Gのインスタグラム公式アカウントの謝罪のコメントを紹介。ガッバーナ氏は21日午後に「私は中国と中国文化を愛している。起きてしまったことについて大変申し訳ないと感じている」とコメントしたという。D&Gのインスタグラム公式アカウントでも「今回の不正な投稿により影響を受け、苦痛を受けた全ての中国の方々に謝罪する。われわれは一貫して中国と中国文化を愛し、敬意を抱いている」「ショーの中止はブランドとスタッフ全員にとっての不幸」とコメントしたという。

そして記事は、海外メディアのニュージーランド・ヘラルドの報道を引用し、中国のネットユーザーが釈明を受け入れていないことを紹介。あるネットユーザーは「われわれは非難や謝罪を迫るのが好きな民族ではないが、民族感情の問題では譲歩できない。中国人からお金を稼いでおきながら、心の中で中国人を見下すなんて。好きじゃなくても、傷つけないでくれ」とコメントしたという。

さらに記事は、過去にD&Gが中国で起こした騒動を、他のメディアの報道を引用して紹介。米CNNのニュースサイトによると、2012年にD&Gの香港の店舗の警備員が、地元市民によるショーウインドーの撮影を禁止した一方で、海外または中国本土の顧客による撮影を妨げなかったことから、1000人以上の地元市民が抗議しD&Gが謝罪に追い込まれる騒動があった。2017年にも、同ブランドの「DG愛中国」キャンペーンで、華やかなモデルが北京の胡同(フートン)のおじさん、おばさんと撮影したコントラストの強い写真が「わざと中国を悪く見せている」と差別を疑われたという。また、英メディア、デイリー・メールの21日の報道によると、ガッバーナ氏と、同じくD&Gの創始者の一人であるドメニコ・ドルチェ氏は、2015年に雑誌のインタビューでLGBTの家庭を否定する発言をしたとして、ロンドンの店舗前に100人以上が抗議デモに集結する事態を招いたという。

最後に記事は、米メディアCNBCのニュースサイトの報道を引用し、中国のブランド品消費は毎年5000億元(約8兆1500億円)を超え、世界の3分の1を占めていると伝えている。さらに、シンガポールのニュースサイトAsiaOneの記事を引用し、「ショーの中止決定まで、D&Gはわずか4日で自ら中国市場の扉を閉めた」と伝えている。(翻訳・編集/原)

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